９月６日（木）に発生した北海道胆振東部地震により、犠牲になられた方々に哀悼の意を表しますとともに、被災された皆さまに心からお見舞いを申し上げます。

　北海道がこれほどの未曾有の災害に見舞われるとは想像も出来ず、特に厚真町他２町と並び、私の住居がある清田区が大きく被災した厳しい現実、日増しに明らかになる事態を重く受け止めています。

　少しずつ復旧・復興に向かっているとは言え、地震によってご家族を失った方、自宅に住めなくなり避難所や仮設住宅で生活される方、さらに傾く自宅の中で、なかなかおさまらない不意に起こる余震に不安を感じている方など、まだ予断を許さない、緊張した状況にあります。

　どんなに些細な被災であっても、ご不便や不安、不満を感じている皆さまにしっかり寄り添っていかなければなりません。

　特に被害の大きかった清田区里塚地区、美しが丘地区の液状化については、暗渠排水が機能していたのかなど、過去の被災を踏まえた原因究明が急務であり、地域の意向に沿った丁寧な検証、早急な報告、対策が求められています。一日も早く安心し暮らせる、元の日常を取り戻す為に全力を尽くして参ります。

消費税の引き上げは確実に社会保障を充実させ、これまで以上の負担増・給付減をさせないこと、そして復興特別税は東日本大震災から5年を迎えた被災された方々を決して忘れず、一日も早く復興に向けた約束を実行しなければなりません。税の引き上げがその目的を外れ景気の低迷を招いては主客転倒です。政治に携わる者として、いかなる時も自らを戒め、信用を得られるよう一層の取り組みを進めて参ります。
　その他にもブラックアウトの徹底した検証と、二度と生じさせない取り組み。その際、ライフラインである水道やガソリンスタンドなどに発電機をさらに配備するなど停電に強い体制づくりをさらに進めて参ります。皆さまからも震災におけるご意見、ご要望を遠慮無くお寄せ下さい。
　今後もご指導、ご鞭撻賜りますようよろしくお願い申しあげます。

北海道議会議員 かじや大志

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