あけましておめでとうございます。
健やかに新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。また、日頃から私の政治活動にご厚誼を頂いておりますことに深く感謝を申し上げます。

◇政治決断の名の下に国の政策決定のプロセスが見えないことが増え、同時に統治権力を強めるシステムが増えていると感じます。
国の情報は隠される一方で、こくみんの情報は様々な場面で吸い上げられ、時代に逆行する流れです。
税のあり方など国論を分ける議論はもちろんですが、コロナでの困窮者、災害での被災者への救済や支援の為であっても個人情報の取り扱いなど、信頼に基づく正しく民主的な手続きと、透明で黒塗りが無い情報発信が必要不可欠です。

◇病気、貧困など孤独と絶望の中で社会から疎外され、追い詰められた末に突然社会を騒がせる大きな事件は発生し、その時になって初めて世間がその事実に気づきます。
こうした厳しさを政治が決して見逃してはならないと痛感します。そこから見える現実を政治が正面から受け止め、光を当てなければなりません。

◇核兵器の脅威が一気に高まり、毎年訴えられる広島・長崎の平和宣言が心に響きます。あの惨禍はは決して繰り返してはなりません。

◇東京五輪はドタバタが続いた末、一部の人間による理研と不正が加えられ、平和やスポーツの意義を追求してきた方々の思い、アスリートの苦労を踏みにじるものとなりました。
巨額な費用がかかる商業化に歯止めをかけ、利権を排し、税負担軽減など、健全で持続可能な、誰もが納得する「新・五輪」の姿を世界に示すべきです。

◇「経世済民（けいせいさいみん）」
政治の役割は道民の命と財産を守ることにあります。新型コロナ感染症、自然災害、物価高が暮らしを圧迫する中での増税論議、悪徳商法などを正し、公正で安心な社会を実現して参ります。

　私はこれらを自らの課題として挑戦を続け、前進させるため、全力で取り組むことを約束申し上げ、新春の決意と致します。

令和5年（2023年）新春
北海道議会議員 梶谷 大志

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